【前の記事】扶養から外れた人のマイナンバーは、マスキングして扶養控除等申告書を保存?

扶養控除等申告書のマイナンバーは、従業員のマイナンバーよりも、実は事業主のマイナンバーの方が取扱いが難しい?

Q1-10-1 扶養控除等申告書の提出を受けた後、給与支払者のマイナンバー(個人番号)又は法人番号はいつまでに申告書に付記すればよいですか。

(答)
給与支払者のマイナンバー(個人番号)又は法人番号については、扶養控除等申告書の提出を受けた後に付記する必要がありますが、税務署長から扶養控除等申告書の提出を求められるまでの間はマイナンバー(個人番号)又は法人番号を付記しなくても差し支えありません。

扶養控除等申告書とマイナンバー 国税庁HP FAQ スペシャル
こちらの記事もご覧ください!

扶養控除等申告書へのマイナンバーの記載を不要とする手法には、
①扶養控除等申告書をベースに作成した「一定の帳簿」があれば、2年目以降のマイナンバーの記載を不要とする『一定の帳簿スペシャル』
と、
②扶養控除等申告書に一切マイナンバーを記載しない『超特例帳簿スペシャル』
の2つがあります。
話題になっているのは、②の方です。
下記の順に読んでいただければ、と思います。


★平成何年分の扶養控除等申告書からマイナンバーを書くの?

★去年、マイナンバーを扶養控除等申告書に書いてもらわなかった場合、今年の年末調整ではどう対応すればいいの?

★扶養控除等申告書には、マイナンバーは記載不要?

★扶養控除等申告書へのマイナンバーの記載を不要とする場合の「帳簿」の注意点

★扶養控除等申告書に一度もマイナンバーを記載しなくてもOK!

★扶養控除等申告書へのマイナンバーの記載を不要とする場合の「4要件」+「1要件」

★扶養控除等申告書へのマイナンバーの記載不要は、帳簿がなくてもOK!

★平成28年分と平成29年分の扶養控除等申告書とマイナンバーの奇妙な関係

★「扶養控除等申告書とマイナンバー問題」で頭が混乱すると、しちゃいそうな間違い特集

★マイナンバーを絶対に記載できないようにするための扶養控除等申告書のカスタマイズ!

★『一定の帳簿スペシャル』のマイナンバー帳簿は、いつまで保存しなければならない?

★扶養控除等申告書に記載しなかったマイナンバー等に変更があった場合には、「3年保存期限」の「変更届出書」の提出が必要!

★扶養控除等申告書にマイナンバーを記載しなかった場合の、「変更届出書」以外の変更対応方法とは?

★帳簿がなくても従業員がマイナンバーを扶養控除等申告書に記載しなくて済む方法!

★扶養から外れた人のマイナンバーは、マスキングして扶養控除等申告書を保存?


何と!

給与を「支払う」側の事業主のマイナンバーは、基本的に書かなくていいんですね!

考えてみれば、当然ですよね。

(扶養控除等申告書を保管する事業主から見れば)自分のマイナンバーですから。

いざとなったらいつでも書けますからね。

だったら、マイナンバーを書かずに保管した方が、安全管理措置の面から見てもベターですよね。

真面目な方は、欄があると、つい埋めちゃいたくなるかもしれません(「自分のマイナンバーだったら迷惑かからないし」なんて考えて)が、埋めない方がいいですよ。

Q1-11 扶養控除等申告書に給与支払者の法人番号をプレ印字して従業員に交付してもよいですか。

(答)
給与支払者のマイナンバー(個人番号)又は法人番号については扶養控除等申告書の提出を受けた後に付記することとなっていますが、法人番号はマイナンバー(個人番号)とは違い番号法上の利用制限もないことから、あらかじめ印字し従業員に交付しても差し支えありません。

(注) 給与支払者のマイナンバー(個人番号)については、番号法上、マイナンバー(個人番号)の提供制限に抵触するため、扶養控除等申告書にプレ印字することはできません。

事業主が従業員に、自分のマイナンバーを教える必要はありません(正確に言うと、教えてはいけません)。

以前の記事にある「従業員のマイナンバーをプレ印字する方法」(「帳簿がなくても従業員がマイナンバーを扶養控除等申告書に記載しなくて済む方法!」)を採用するときに、間違って事業主のマイナンバーもプレ印字しないように、十分注意してください。